フィットネスジムに入会して後悔する人と長く続く人の違いとは?

近年、chocoZAPなどのコンビニジムや24時間ジムの急増により、身近になったフィットネスジム。
しかし、「入会したけれど続けられるか不安」「過去に挫折してしまった」という方も多いのではないでしょうか。
そこでジムさがーすでは、全国の男女を対象に「フィットネスジムの利用実態に関するアンケート調査」を実施。
さらに、ジム利用経験者326名のジムに利用に関する本音を徹底調査しました。
本調査の概要
- 調査対象:全国の10代~70代男女
- 有効回答数:全体の利用実態調査(500名)/ジム利用経験者への本調査(326名)
- 調査方法:インターネット調査(QiQUMO利用)
現在ジムに通っている人はわずか9.2%!利用経験者は全体の約3割に留まる

全国の男女500名を対象に行った利用状況調査では、「現在通っている」「現在入会中だがほとんど通っていない」「過去3年以内に通っていた」「過去に通っていた」を合わせたジム利用経験者は、約3割という結果となりました。
健康志向の高まりからジム市場は拡大している一方、現在進行形でジムに通っている人はわずか9.2%に留まり、未経験者が依然として約7割を占めていることがわかります。
ジム利用経験者326人が選んだジム種別は「総合型」が最多!

では、ここからは「ジムの利用経験がある326名(※500名調査からの該当者+本調査回答者)」にスポットをあててさらに詳しい本音を紐解いていきましょう。
まずは、経験者たちが「主にどんな種類のジムを利用している(していたのか)の最新トレンドを調査しました。
結果は、プールやスタジオを完備した「総合型フィットネスクラブ」が38.7%で最多となりました。
やはり、幅広い施設が揃う従来型のジムは根強い人気を集めているようです。
しかし注目すべきは、近年急増している「24時間ジム(26.7%)」と「コンビニジム(8.9%)」の動向です。
これらはどちらも "24時間いつでもセルフで通える" という共通の特徴を持っています。
そのため、この2つの「24時間セルフ型ジム」を合算すると35.6%となり、首位の総合型(38.7%)に迫る勢いを見せています。
仕事帰りやスキマ時間にサクッと通える「利便性と手軽さ」を重視するユーザーが、今や市場のトレンドを二分していることがわかります。
では、このように手軽に通えるジムの選択肢が増えているにもかかわらず、なぜ多くの人が「過去に通っていた(=今は辞めてしまった)」という状態になってしまうのでしょうか。
ジム選びでみんなが最も重視したポイントTOP3

ジム選びにおいて、多くの人が真っ先にチェックする条件とは何なのでしょうか。
ジム地用経験者326名に「最も重視したポイント(1~3位)」をランキング形式で回答してもらったところ、現代のライフスタイルを象徴する圧倒的なツートップが浮き彫りになりました。
1位・2位は「通いやすさ」と「月額料金」が独占!
グラフからもわかる通り、以下の2つの項目が約8割という突出した数値を記録しています。
- 1位:通いやすさ(家や職場からの距離)…78.2%
- 2位:月額料金…77.9%
1位(赤色のバー)の回答割合だけを見てもこの2項目が大部分を占めており、現代のジム選びにおいては「生活圏内にあって、無理なく払い続けられるコストパフォーマンス」が絶対条件になっていることがわかります。
近年のchocoZAPなどのコンビニジムや24時間ジムの急増は、まさにこの「近さ」「安さ」という消費者の最強のニーズに合致した結果と言えるでしょう。
3位以降はスペックや環境を重視
一方で3位以降は大きくポイントを下げ、以下のような結果となりました。
- 3位:マシン設備の充実…29.8%
- 4位:営業時間…29.7%
- 5位:清潔感…27.3%
「通いやすさ」と「料金」の壁をクリアした人が次に気にするのが「自分のやりたいトレーニングができるか(設備)」、「仕事帰りに開いているか(時間)」「気持ちよく使えるか(清潔感)」といった、具体的な利用環境の良さであることが窺えます。
入会後のリアルなギャップ1位は「思ったより通えなかった」!

「家や職場から近くて月謝も安いジムを選んだから、これなら無理なく通えるはず!」
そんな期待を胸に入会した経験者たちは、実際に通ってみてどんなギャップを感じたのでしょうか。
「近さ」を重視して選んだのに…立ちはだかる継続の壁
入会後のギャップとして、最も多くの票を集めたのは以下の結果でした。
- 1位:思ったより通えなかった … 21.4%
前の設問(Q3)では、じつに78.2%もの人が「通いやすさ(家・職場からの距離)」を最重視してジムを選んでいました。
そのため、物理的に「通いやすいはずの場所」を選んだにもかかわらず、いざ入会してみると「思ったより足を運べなかった」と感じる人が最も多いという、驚きの矛盾が浮き彫りになっています。
ジムの継続には、単なる物理的な距離だけでなく、個人のモチベーション維持や、日々の生活スケジュールへの落とし込みがいかに難しいかが窺えます。
「特にギャップなし」の満足派が2位、続く3位は「混雑」
一方でネガティブな意見ばかりでないことも今回の調査のポイントです。
- 2位:特にギャップはなかった
約2割の人は、入会前のイメージ通りに満足してジムを利用できていることが分かります。
事前の情報収集がうまくいった、あるいは自分のライフスタイルに完全にマッチした層と言えるでしょう。
しかし、その満足派のすぐ後ろに潜んでいるのが、次のリアルな不満です。
- 3位:混雑していた…15.4%
- 4位:想像より費用が高かった…8.1%
- 5位:思ったより予約が取りづらかった…7.5%
近年トレンドの24時間営業のセルフジムやコンビニジムは手軽で安い反面、「利用したい仕事終わりの時間に人が集中してマシンが使えない」という壁にぶつかりがちです。
一方で、今回の調査でも大きなシェアを占めている総合型フィットネスクラブのスタジオレッスンや、ヨガ・ピラティススタジオ、パーソナルジムなどでは、「人気インストラクターや時間帯の予約が埋まっていて枠が取れない」という、枠が決まっているからこそのギャップが生じていると推測できます。
また、月会費の安さだけで選んだ結果、オプション費用が重なったり、そもそも通わなくなったことで「実質的に割高(幽霊会員)」に感じてしまい、費用へのギャップ(4位)に繋がっているケースもありそうです。
なぜ途中で行けなくなった?ジムに通わなくなった本当の理由

入会後に「思ったより通えなかった」という理想と現実に直面した結果、最終的にジムを辞めてしまった(通わなくなった)人たちには、どのような決定打があったのでしょうか。
通わなくなった主な理由(複数回答)を調査したところ、現代人のリアルな「心と体の余裕のなさ」が浮き彫りになりました。
挫折の3大原因は「忙しさ・疲れ・モチベーション低下」
グラフの通り、上位3つの理由が他を大きく引き離して突出しています。
- 1位:忙しくなった…23.6%
- 2位:疲れて行く気がしない…19.5%
- 3位:モチベーションが続かなかった…15.7%
これら上位3つだけで全体の約6割を占めており、これこそがQ4で浮き彫りになった「思ったより通えなかった」の正体と言えます。
ここで注目したいのが、Q3(重視したポイント)では約8割の人が「通いやすさ(距離)」を最重視してジムを選んでいたため、「家・職場から遠かった(6.6%)」という物理的な距離を理由に辞めた人はごくわずかという点です。
つまり、「会社の近く」「家の近く」「学校の近く」という通いやすい場所を選んでハードルを下げておいたとしても、いざ仕事が終わってみると「時間的な余裕(忙しさ)」や「体力的な余裕(疲れ)」、そして「精神的な余裕(モチベーション)」の3つが切れた瞬間に、ジムへの足が完全に止まってしまうという現実が見えてきます。
コストや環境による「外的な要因」が背中を押すケースも
一方で個人の内的エネルギーの低下だけでなく、ジム側の環境やコストが最後の引き金となるケースも一定数存在します。
- 4位:月会費が負担だった…9.4%
- 5位:混雑していた…9.1%
仕事が忙しくて通う頻度が落ちていくと、それまでは気にならなかった「月会費」に対して「行ってないのにお金を払うのはもったいない(負担に感じる)」という意識が強くなります。
さらに、せっかく重い腰をあげてジムに行ったのに「混雑していてお目当てのマシンが使えなかった」というストレスが重なると、「もう退会しようかな」という決定打になりやすいと考えられます。
ここまでのデータをまとめると、ジム選びで失敗しないためには「家から近くて安い」というスペックだけで選ぶのではなく、「自分のスケジュール、体力、モチベーションが無理なく続く環境かどうか」を事前によく見極める必要があると言えます。
ジム利用経験者が教える「次に選ぶなら絶対に確認したいこと」

「思ったより通えなかった」「行ってみたら混雑していた」というリアルな挫折経験をしたジム利用経験者たち。
もし次にもう一度ジムを選び直すとしたら、一体どこを「絶対に確認したい」と考えているのでしょうか。
自由記述による生の声を集計したところ、「入会前のホームページやパンフレットでは分からないリアルな実態」をチェックしようとする、鋭い着眼点が浮き彫りになりました。
圧倒的最多!自分が利用したい時間帯の混雑具合

全体の4分の1を締めるダントツの1位が「混雑具合」でした。
単に空いているかではなく、20代の若者から60代のシニア層まで男女問わず「自分が利用したい時間帯のリアルな込み具合」をピンポイントで見極めたいという声が上がっている点です。
- 退勤後の混雑具合(20代男性、20代女性)
- 混雑がない状態がある時間帯があるか(40代女性)
- 時間帯による混雑度。アプリの情報に混雑状況が確認できるか。(60代以上男性)
- 仕事が終わって行きたいので、19〜21時の混み具合を確認したいです。(30代女性)
仕事終わりのピークタイム(19~21時など)にストレスなくマシンが使えるか、あるいは混雑状況を事前に把握するシステムがあるかなど、などは入会前にチェックしておきたいポイントです。
公式サイトやSNSではわからない実際の客層・年齢層・雰囲気

「客層・雰囲気」も、立地と並んで上位にランクインしました。
公式サイトやSNSの綺麗な写真・動画では分からない「実際の利用者の様子」を重視する声が目立ちます。
- 客層とサービス内容。(40代男性)
- 混む時間帯時間ごとの年齢層(30代女性)
- 自宅に近く、高年齢に優しい雰囲気(60代以上男性)
単にマナーの良し悪しではなく「自分の年齢層や利用目的にあっているか」「心地よくトレーニングに集中できる環境かどうか」も通う前に見極めておくことが、後悔のないジムライフへとつながります。
ただ近いだけでは不十分!生活動線・通勤経路を考えた立地
Q3で1位だった「通いやすさ」ですが、実際にジムを利用した経験がある人たちは、「ただ家から近い」だけでは不十分であることを実感しています。
- 通勤経路にあるか、料金が安いか、混雑具合(30代男性)
- 駐車場があるかどうか、通いやすいところにあるか(30代女性)
- 通勤経路上から外れない、料金体系と設備の数の多さ(30代男性)
入会後にジムから足が遠のいてしまうのを防ぐためには、「わざわざ行く場所」ではなく、「毎日の生活動線や通勤経路に自然と組み込めるかどうか」が、継続を左右する大きな鍵となります。
隠れた重要ニーズ!サウナ・プール・お風呂の充実度

スペック面で意外にも熱い票を集めたのが、シャワーだけでなく「しっかり湯船に浸かれるか」「サウナやプールがあるか」という設備の有無でした。
せっかくジムへ通うのであれば、家でのトレーニングでは代替できない「施設に通うからこそ利用できる特別な設備」を求める声があがっています。
- プール、サウナ、風呂の有無。(30代男性)
- 客層が良いか、入浴施設の快適さ、サウナがあるか(60代男性)
- 少々会費が高くてもプールがあり家から近い所へいきたい。(60代女性)
仕事終わりのリフレッシュや休日の楽しみとしてジムを長く続けるためには、筋トレマシン以外の設備も注目したいところです。
「運動後のご褒美」となるお風呂やサウナの充実度、その快適さを事前に確かめておくことも、継続を左右する隠れた重要ポイントと言えます。
女性ならではの安心感!女性専用エリア・アメニティの充実度

全体で見ると少数派の意見に見えますが、今回の調査で20代・30代の女性の回答者に集中しているのが「女性向けの環境」に関する意見でした。
- 女性限定かどうか。ドライヤーやアイロンがあるか(20代女性)
- 女性専用か(30代女性)
- 金額。女性限定かどうか。営業時間の長さ(20代女性)
- マシンが充実しているか。女性が利用しやすいか。(20代女性)
周囲の視線を気にせずワークアウトに没頭できる環境は防犯面でも大きな安心に繋がります。
また、仕事帰りや次の予定へスムーズに移動できるパウダールームの質も、アクティブに活動する世代にとっては妥協できない大切な基準です。
調査結果から見えた!後悔しないジム選びの3つのポイント

今回の調査結果を振り返ると、最初はみなさん「ここが良い!」と期待を持ってジムを選んでいたことが分かります。
しかし、実際の生活に組み込んでみると、仕事の忙しさや混雑といったリアルなギャップに直面し、結果的に足が遠のいてしまうケースが非常に多いようです。
こうした先輩たちのリアルな経験談から見えてきた、次こそ自分にぴったりの環境を見つけるための大切なポイントは次の3つです。
1. 自分の「利用時間帯」のリアルな姿を確かめる
単に空いているかではなく、仕事終わりなど「自分が行く時間帯」にストレスなく使えるかが継続できるかを大きく左右します。
できれば入会前に、自分が通う予定の時間を狙って見学に行き、マシンの混雑具合を確かめておくのがおすすめです。
2. 生活の一部になる「動線・立地」にこだわる
「家から近い」だけで選ぶとわざわざ行くのが億劫になりがちです。
通勤経路や買い物ついでなど、毎日の生活動線に自然と組み込める場所がベストです。
3. 家トレにはない「通うメリット」に注目する
筋トレや有酸素運動は自宅でも工夫できますが、ジムにしかない本格マシンやスタジオ、プール、サウナなどは施設に通うからこそ得られる特別な価値です。
モチベーションを保つ強力な支えになります。
理想のジムが見つかる!ジムさがーすの上手な使い方

「そうは言っても、自分のワガママな条件に合うジムを1つずつ探すのは大変そう…」
そんなときは、わたしたち「ジムさがーす」の絞り込み検索をフル活用してみてください。
今回の調査でわかった「後悔しないためのポイント」も一瞬で掛け合わせて検索することができます。
例えば、トップページの検索機能を使って、あなただけの理想条件を自由に組み合わせてみましょう。
→ 家トレでは叶えづらいプールや本格的なスパ環境を家の近くでフル活用したい
→仕事帰りに、異性の視線を気にせず&防犯面でも安心していつでもワークアウトに没頭したい
→マシンの充実度を重視しつつ、車でストレスなくスムーズに通いたい
このように自由な掛け合わせができるのは、「ジムさがーす」ならではの豊富な検索機能があるからです。
使い方はとても簡単で、調べたいエリア(都道府県・市区町村・駅名)を入力したあと、10種類の「ジムの分類」と、15個の「こだわり条件(ビジター利用可、無料体験、シャワーなど)」にチェックを入れるだけ。
条件にぴったり合う施設を一瞬で呼び出し、一覧で簡単に比較できます。
※実際の検索手順やジムの詳しい分類については、こちらの ジムさがーすの使い方 でもわかりやすく解説しています。
自分にぴったりのジムを見つけるために一番大切なのは、事前の条件選びです。
まずはあなたの「これだけは譲れない条件」をチェックして、理想のジムライフへの第一歩を踏み出してみませんか?
本記事のデータ引用について
本記事のアンケート調査結果やグラフ画像は、どなたでも自由に引用いただけます。
引用の際は、必ず以下のクレジット表記(リンク)をお願いいたします。
出典:ジムさがーす( https://gymsagasu.com/column/fitness/40/gym-continuation-survey/ )
調査概要の詳細
本記事に掲載しているアンケート調査の詳細は以下の通りです。
| 調査項目 | 内容 |
| 調査対象 | 全国の10代~70代の男女 |
| 調査期間 | 2026年5月20日~5月26日 |
| 調査方法 | インターネット調査(QiQUMO利用) |
| 調査主体 | ジムさがーす( https://gymsagasu.com/ ) |
| サンプル数 |
【本調査対象:326名】 ・全体の利用状況調査:500名 ・ジム利用経験者への本調査326名 |