【目次】【ヨガインストラクター監修】ヨガマットのおすすめ8選!ヨガマットの役割や選び方も解説
ヨガマットの役割
ヨガをする時に欠かせないヨガマットですが、一体どんな役割があるのでしょうか。
1つ目は、衝撃から身を守ってくれる点です。
ポーズをとる際、膝や肘などを下につけますが、マットが衝撃を吸収してくれるため、痛めにくいです。
2つ目は、ポーズをとる時に滑らないという点です。
立ちポーズはバランス感覚が重要になる難しいものが多いため、滑ると上手くポーズが取れないこともありますが、マットがあると安心です。
さらには、床に直接当たらないので体が冷えるのを防ぐ効果もあります。
身体が冷えると怪我に繋がることもあるため、ヨガを行う上では用意しておいた方が良いです。
ヨガマットの選び方
ヨガマットはそれぞれ厚みや素材が異なるため、どれを選べば良いか迷いますよね。
個人のレベルやどういったポーズをすることが多いか、また使う場所などで選びたいヨガマットは変わってきます。
1. 厚みで選ぶ
ヨガマットの厚みは主に3つに分けられ、3mm未満を薄手、3~6mmが標準、6mm以上が厚手となります。
これらの厚さのメリット・デメリットをご紹介します。
3mm未満
かなり薄手のため手足の感覚を感じやすく、バランスを取る立ちポーズを中心に行う方にはオススメです。
また、持ち運びしやすく場所も取らないため、スタジオに通うなど外ヨガが多い方は薄手の方が便利です。
ただ、薄いため地面の影響が響きやすく、体に負担がかかりやすいのが難点。
硬い床で行う場合をはじめ、関節が床に当たるような寝姿勢や座り姿勢が多いヨガには不向きなので、そういったヨガが中心の場合はもう少し厚手のものを選びましょう。
3~6mm
クッション性があり体を衝撃から守ってくれる上に、手足の感覚もつかみやすく、バランスの良い厚さです。
初心者が持つ1枚としても最適ですが、中・上級者でも扱いやすくヨガマットでは一般的です。
迷ったらこの厚さにして間違いないでしょう。
6mm以上
かなり分厚くクッション性が高いため、強い衝撃から体を守ってくれます。
また、優しく体を包み込んでくれるような感覚なので、体が安定して関節が痛くなる心配もありません。
その反面、手足の感覚がつかみにくく、立ちポーズが安定しにくいというデメリットもあります。
分厚いことからどうしてもかさばってしまい、持ち運びには不便なので、自宅でヨガを楽しむという方向けです。
2. 長さで選ぶ
ヨガマットの大きさですが、幅は61cm~67cmのものが多く、商品によってあまり違いはありませんが、長さが異なります。
170cmのサイズが一般的ですが、小柄で持ち運びの負担を軽くしたい方は160cmがおすすめです。
また、身長が高い方やヨガ上級者の方は180cmと少し長めのものを選ぶと良いでしょう。
特に動きの多いヨガをする時には長い方が自由が利くため、快適にポーズをとることができます。
3. 素材で選ぶ
ヨガマットは商品によって使われている素材が異なります。
ここでは主に使われている素材と、その特性をご紹介します。
- PVC(ポリ塩化ビニール):最も一般的で値段も安く、デザインも豊富です。汗をかくと若干滑りやすくなるため、動きやバランスを取るポーズには不向きです。水洗いができません。
- TPE(熱可塑性エラストマー):軽くて持ち運びに便利な素材です。グリップ力も高く、安定してポーズをとることができます。水洗い可能です。高温に弱いため、ホットヨガで使用可能かを確認する必要があります。
- EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー):軽くて持ち運びがしやすい素材で、水洗いも可能です。TPEよりも安価ですが、その分グリップ力がやや落ちます。(PVCとTPEの中間ぐらい)
- ゴム(天然・合成):やや重く持ち運びには不向きですが、丈夫でグリップ性が高く安定してポーズを取ることができます。エコな素材で環境にも優しいというメリットがありますが、ゴム特有のにおいが気になるかもしれません。※アレルゲンとなることがあるため、ゴムアレルギーのある方は注意が必要です。
素材によって特性や値段にかなりの差があるため、ご自身のヨガのレベルやどういった環境で行うかを考え、最適な素材を選んでくださいね。
4. 色やデザインで選ぶ
ヨガマットは、ビビットカラーやパステルカラー、ボタニカル柄から幾何学模様まで様々なデザインがあります。
厚み、長さ、素材と合わせて「好きなカラーやデザインのもの」も探してみましょう。
自分好みの見た目のものを選ぶことでヨガマットに愛着が湧き、ヨガの時間がより楽しくなることでしょう。
ヨガマットのお手入れ方法
ヨガを行った後はマットに汗や汚れが付着しているので、使い終わった後は毎回お手入れをしましょう。
日々のお手入れ方法は、水で薄めた家庭用洗剤かヨガマットクリーナーを布にスプレーして、マット全体を拭きましょう。
その後、乾いた布で優しく水気をふき取ります。
なお、これらの用品がない場合は除菌シートで代用しても構いません。
マットが完全に乾くまで部屋の中で陰干しをし、乾いたことを確認してから丸めていきましょう。
前述した通り家庭用洗剤でも可能ですが、素材の劣化が不安な場合はヨガマットクリーナーをおすすめします。
上記のお手入れでも取れない汚れがある場合は、水洗いできる素材であれば浴槽でしばらく水に浸けるか、シャワーで洗い流すことをおすすめします。
洗濯機が使用可能なマットであれば洗濯機で洗うと楽で汚れが落ちやすいですが、必ず洗い方の説明を読み、指示通りに洗うことが大切です。
おすすめのヨガマット
上記で紹介したヨガマットの役割や選び方を踏まえ、おすすめのヨガマットをご紹介します。
目的やレベルに合ったマットを探してみてください。
【Manduka】プロライトヨガマット
世界的なシェアを誇るアメリカ発のヨガマットブランド「Manduka」。
その品質の高さから、世界中の多くのインストラクターが愛用しています。
こちらはプロ仕様のマットの品質は変えずに、持ち運びが便利なように軽量化したモデルです。
PVC素材の弱点であるグリップ力を独自の技術を使って強化し、汗をかいても滑りにくく安定感のある仕様となっています。
もちろんクッション性も抜群で、体への衝撃を吸収してくれるため関節が痛む心配もありません。
長さが180cmと大判サイズなので、動きの多いヨガが中心の人も安心して使用することができます。
プロライトヨガマットの商品情報
価格:16,500円、17,600円(税込)
素材:PVC(ポリ塩化ビニール)
厚さ:5mm
サイズ:180 x 60 x 0.5 cm
重さ:1.8kg
【Manduka】ビギンヨガマット
持ち運びに便利な軽量サイズですが、丈夫で耐久性にも優れています。
表面加工によってマットをしっかりと掴むことができるため、手をついてバランスを取るポーズなども安定します。
滑りにくい仕様で立ちポーズも安心です。
さらにはマットの中心にライン加工が施されているため、体が正しい位置にあるかを確認することができます。
「ポーズを確認したい」「少し動きのあるヨガに挑戦したいけれどバランスに不安がある」といった初級から中級者の方まで安心して使用できるマットです。
ビギンヨガマットの商品情報
価格:8,800円(税込)
素材:TPE(熱可塑性エラストマー)
厚さ:5mm
サイズ:173 x 61 x 0.5 cm
重さ:1kg
【suria】ヨガマット
ヨガの研究をし続け、ヨガ専用ウェアやマットを展開するsuria(スリア)のヨガマット。
ヨガを研究したノウハウを活かし、いかに快適にヨガを行うことができるかを追求しています。
こちらのマットは6mmとやや厚手でクッション性が高いため、寝姿勢や座り姿勢でも関節が痛くならず、しっかりと体をサポートしてくれます。
グリップ性も良く、立ちポーズやバランスポーズも安心。
長さが183cmあるので、大きな動きにも対応します。
6mmなのに軽くて持ち運びやすいのも利点です。
座り姿勢や立ちポーズなどいろいろなジャンルのヨガに対応しているため、座りポーズと立ちポーズ両方を頻繁に行う方にオススメのアイテムです。
ヨガマットの商品情報
価格:8,800円(税込)
素材:TPE(熱可塑性エラストマー)
厚さ:6mm
サイズ:183 × 61 ×0.6 cm
重さ:0.9kg
【suria】ナチュラルラバーヨガマット
suriaの天然ゴムを使用したヨガマット。
化学物質を一切使わず、アレルギー物質を除去しているため、肌が弱い方でも安心して使うことができます。
また、汗で濡れてもすべりにくく、抜群の安定性を誇ります。
サイズも大きいので、動きが激しいヨガでも安心です。
とにかくグリップ力が抜群に優れていることから、グリップ力重視の方には特にオススメのアイテムです。
天然ゴム特有のにおいも大幅にカットされているので、においが心配な方も安心。
それでも気になるようであれば、しばらく陰干ししておくと次第に消えていきます。
ナチュラルラバーヨガマットの商品情報
価格:11,000円(税込)
素材:天然ゴム
厚さ:4mm
サイズ:180 × 60 × 0.4cm
重さ:1.6kg
【adidas】ヨガ&ストレッチ ヨガマット
スポーツ用品ブランドでトップレベルの知名度を誇るadidasですが、ヨガマットのイメージはあまりないのではないでしょうか。
実際シェアはそこまで高くありませんが、スポーツ用品製作のノウハウを活かしたマットはユーザーから高い評価を得ています。
こちらのモデルは体を保護してくれるクッション性とグリップの安定感を兼ね備え、使い勝手や質が良いと評判です。
厚さは5mmと標準ですが、驚くべきはその軽さでなんとたったの0.5kg!
持ち運びが楽なのは嬉しいですね。
高品質なのにお値段はリーズナブルなので、バランスの取れたマットを安く買いたいという方にオススメです。
ヨガ&ストレッチ ヨガマットの商品情報
価格:2,800円(税込)~
素材:EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー)
厚さ:5mm
サイズ:176 x 61 x 0.5 cm
重さ:0.5kg
【RealStone】6mmヨガマット
厚さが6mmと分厚めのマットで、しっかりと体を包み込んで保護してくれます。
関節が当たっても痛くならずに安心できるので、寝姿勢や座り姿勢が多い静的ヨガが中心の方にオススメです。
色合いがとても綺麗な上、カラーバリエーションが豊富なのでお気に入りの色も探しやすいですよ。
厚みがある割に重さは0.9kgと軽く、持ち運びにも適しています。
6mmヨガマットの商品情報
価格:2,200円~2,420円(税込)
素材:PVC(ポリ塩化ビニール)
厚さ:6mm
サイズ:173 x 60 x 0.6 cm
重さ:0.9kg
【Gruper】6mmヨガマット
クッション性抜群の6mmマット。
しっかりと厚みがあり、衝撃を吸収して体への負担を和らげてくれます。
表と裏の両方にすべり止め加工が施されているため、バランスポーズや汗をかいた時も安心してポーズに集中できます。
汗をかきやすい人には特におすすめです。
長さがあるため激しい動きやヨガ以外の運動にも対応でき、汎用性が高いのも利点です。
持ち運びにも便利で、あらゆるシーンで使える万能モデル。
お値段もリーズナブルで、コスパ抜群のアイテムです。
6mmヨガマットの商品情報
価格:2,599円(税込)
素材:TPE(熱可塑性エラストマー)
厚さ:6mm
サイズ:183 x 61 x 0.6 cm
重さ:0.75kg
【Yoga Design Lab】トラベルヨガマット
バリ島でデザインされた、個性的な柄がとてもオシャレで可愛いヨガマット。
マットとタオルが1つになったオールインワンタイプで、タオルがずれる心配がありません。
1.5mmという薄さでグリップ力に長け、手足の感覚を感じながらヨガに集中できます。
裏は天然ゴム、表はマイクロファイバーを使用しており環境にも優しいのが特徴。
手触りも良く、マットの上にいる時はいつでも快適に過ごせます。
砂浜や芝生など、屋外で地面が柔らかい場所で行うヨガに適しています。
トラベルヨガマットの商品情報
価格:9,600円(税込)
素材:天然ゴム、マイクロファイバー
厚さ:1.5mm
サイズ:176 x 61 x 0.15 cm
重さ:1.6kg
ヨガマットの選び方からおすすめ商品をご紹介しました。
ご自身がどういう場所でどういうヨガを行いたいかによって、選ぶヨガマットも変わってきます。
ヨガマットとの出会いも一期一会。
自身の要望や感覚を明確にして、「これだ!」と思う1枚を見つけてみてください。
心地よいヨガマットを使って、より充実したヨガタイムを過ごしてくださいね♪
監修:ヨガスタジオアルモニ代表 吉川 里奈(きっかわ りな)
神奈川県厚木市で、ヨガスタジオとインストラクター養成を手がけるヨガスクール「 アルモニ 」を運営。
複数の大学でも健康系の授業を担当し、ヨガを取り入れている。
地域のお寺・病院・学校・幼稚園・企業などからも依頼を受け、ヨガレッスンや健康教室を開催。
ヨガで多くの方の心身の健康をサポートしている。
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